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浮浪霊の部屋


[10] 疲れは取れなかった、いやむしろ溜まった。
詩人:浮浪霊 [投票][編集]

人体って、意外と好い加減

(馴染みの彼女はマッサージしてくれながら、感心したように語ってくれた)

お腹の中をかきまわしても

血管に何リットルも液体を注入しても

でっかい塊をえぐり取っても

末肢を切り除けても

急所以外を何度刺しても死なないのに

急所を狙えば、直ぐに壊れるんだから

(馴染みの彼女にマッサージして貰いながら、この人は普段一体なにをしている人なのだろうと、僕は思った)

2010/02/23 (Tue)

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