不気味で狂的な倫理を振りかざし血の色や傷の形を詩に詠む(妹が僕の為に誕生日の祝詩を詠ってくれる夢を見た)殺す気で 呪う気で 敵意を込めて祈るように 喘ぐように 詫びるように 奏でる(月に生えた塔の頂上に立ち、まるで大地を背負い闇を担うように)その 愉悦
[前頁] [浮浪霊の部屋] [次頁]