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浮浪霊の部屋


[61] 茫洋境
詩人:浮浪霊 [投票][編集]

 
貴女の瞳って、虚ろでまるでガラス玉みたい。そういって笑って、彼女は私の頭をワシャワシャとなでた。私はその詩的な表現に感心した。その夜私達は寄り添って眠り、翌朝彼女は荷物をまとめ去っていった。 

私は一人残された。
 

2010/12/27 (Mon)

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