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reiの部屋


[30] 青春。
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一粒の涙が
優しく溶けてるんだ
あの空の色を映した
心の深く深く
どんなに歪んだ憎しみも
包むようにひっそり
それはあなたが
つまずいた分
強くなれたから
雲の切れ間から
差し込む一条の希望が
まっすぐに心へと
届けられようとしている
ほらもうすぐ
顔上げて
見えてくるから
未来という名の
ささやかな贈り物
無理に笑わなくたって
大切な人はずっと
離れないから
世界は廻るよ
いつかまた巡る
出逢いと別れ
あなたとの永遠は
虹のずっと彼方
一歩ずつゆっくり
そうやって今を紡いでく
クネクネ曲がる道を
時々目を閉じて
風を感じて
忘れかけていた約束が
宙ぶらりんのまま
記憶の片隅に眠る
もう子供に帰れない
けれどもわたしの青春は
時を越えて駆ける
ああ
眠くなってきたよ
素敵な夢は見れるかしら
青春は瞬きの世界に
光をもたらす星の魔法


2006/02/17 (Fri)

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