その温もり
その優しさ
その微笑み
大好きだった
あの日までの午後
椎の木の下で
ランチを採って
白い蝶の止まる花
その側でお昼寝してた
あなたの寝顔を飽きずに見ていた
こんなに楽しい日が
いつまでも続いていくんだろうって
純粋に信じて
風が運んでくる歌に
耳を澄ました
兎はどこかに跳んで
澄んだ湖の畔で
白鳥が優雅に泳ぐ
目を閉じたら壊れそうな
余りにも美しすぎる時間が
ゆっくりと流れてく
あなたの夢の
邪魔にならないように
私はそっと寄り添った
何がいけなかったのか
戻らない時間のお話です
2005/12/11 (Sun)