誰かを好きになりたいでも、すべての人が恐い誰かに自分を分かってほしいでも、人と触れ合いたくない誰かを信じていたいでも、みんな信じたくない自分の心の中で二人の自分が闘っているどっちが優勢でもないしどちらが本当の自分かもわからない自分の中に矛盾が存在する矛盾は私を蝕んでいく最後には魂さえも跡形もなく溶かしてしまいそうなぐらいである
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