Full Moonの部屋
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[57] 『道』
途切れた道
果てしなく続く道
どちらも道で
どちらも君で
2007/09/22 (Sat)
[56] 『赤いひと雫』
君と見た夕日は、
とても綺麗だった。
小高い丘に並んで座って、
少しだけ開いたすき間。
君の流す透き通った涙も、
君の漏らす感嘆の声も、
とても、綺麗だった。
あの時の君の横顔は、
とても綺麗な、
君と僕との、思い出なんだ。
2007/09/06 (Thu)
[55] 『強さ』
まだ僕は
頑張らなくちゃいけないのかな
2007/08/25 (Sat)
[54] 『鼓動の座』
我々は生かされている
心が夕闇を舞おうとも
感情が奈落に墜ちようとも
死ぬ事は赦されない
2007/08/14 (Tue)
[53] 『ユウワク』
ようこそ無色なこの街へ
私はお気になさらずに
どうぞ無情な戸を開けて
貴方は先へ止まらずに
2007/08/10 (Fri)
[52] 『対・ツイ』
運命は変えられない
そう言って
誰かの手を放す僕がいる
奇跡は起こるよ
そう言って
誰かの手を掴む君がいる
2007/07/31 (Tue)
[51] 『いつか、また』
もう届かない
遅すぎたんだ
夕焼けは太陽を沈ませる
あの夏は冬の寒さを忘れさせる
それはまるで僕らの様に
2007/07/24 (Tue)
[50] 『生誕』
我らは空を仰ぎ見て
雲の流れにしがみつき
遥か彼方の月光を浴びて
理想と現実をその目に写す
2007/07/16 (Mon)
[49] 『囚われ』
暗闇に目を凝らしてごらん
違う世界が見えるだろう?
静寂に耳を澄ましてごらん
不思議な音が聞こえるだろう?
けれどその先へは
行ってはならない
この世界を
超えてはならない
2007/07/06 (Fri)
[48] 『コトのハ』
その白猫に言わせれば、
ヒトは少し変わっているらしい。
嘘を吐いて、
疑惑を持って、
何かを祈って、
夢を見て。
その白猫に言わせれば、
ヒトは少し変わっていて、
コトバはとても、恐ろしいらしい。
2007/06/21 (Thu)
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