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朱雀の部屋


[31] 眷恋華
詩人:朱雀 [投票][編集]

つらつら椿 戀しらに

常磐に冴える 鏡葉の

葉越しに揺れる 花の影


つらつら椿 うたかたに

指(および)折りかき 数ふれば

紅(くれなひ)にほふ 花の色 


つらつら椿 つらつらに

思ひ乱れて 寝ぬる夜の

夢のうちにも 花の香(こう)


つらつら椿 落ち様に

水輪重ねて にわたずみ

嘆きの空に 花の雨



椿をテーマにイラストを描いていた時に頭の中に浮かんだ言葉を集めて詩にしました。
そのイラストと合わせた詩画も良かったら見てやって下さい。↓

http://homepage3.nifty.com/complass/Text/Poem/p-n67_2.htm

2009/01/06 (Tue)

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