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あぎの部屋


[4] しらゆきひめ
詩人:あぎ [投票][得票][編集]

 
 
キラキラ光る、貴方の星
 
照らしだすには幾らか役不足な私
 
 
嫌々光る、私の私
 
鏡は嘘つきだわ、美しいだなんて
都合の良いことばっかり言って
 
 
宝石で飾られた金色の王冠よりも
飛びっきり甘い、毒入り林檎を頂戴
 
 
夜空見たいに磨かれたその光沢に
グロスたっぷりの唇でキスを上げるわ
 
 
けれど貴方が両手にいっぱい
愛を持ってきてくれたなら
 
本当はそれだけで充分なのよ
 
 
鏡よ鏡
嘘つきはだぁれ?
 
 

2010/08/15 (Sun)

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