詩人:慎也 | [投票][編集] |
いつまで悩んでいるの?と
あざけ笑う程に重症になった時は
本当に悲しかったから
副作用のように笑みがこぼれたの
疑うからネガティブなんだ
今夜は疑うのをやめたよ
心のモヤモヤにもう
そろそろ決着を付けたくて
笑顔という名の服を着たの
誰かに言われた
変わったねと言われた
はじめの頃よりも笑顔が増えたと
想像以上に成長が進んでいるみたいだ
自分が何者かって?
自分なんて何者でもないよ
一夜の間に決意して
朝に何が起こるかって?
特に何も待ってないよ
明日の夜からはよく眠れる
それだけ
いつものように
笑顔でいましょう
人生なんて
思う程面白いことなんてなくて
どんなに厳しい人間だとしても
結局最後に求めるものは
甘い甘い飴玉1つ
ただ、
ただ生きることに負けない
ただ、
ただ諦めてなるものか
でも日常の中では、
いつものように笑顔でいれたら
愛だけ持って
それでいいや
最後に腹抱えて笑えたら
それでいいや
詩人:慎也 | [投票][編集] |
逃れるべきものは無味乾燥
切なさに満ちる荒野の途中
夕陽に包まれて
約束のベンチでいつもの僕ら
何もかもは知れないけれど
見えるかな
誰にも見せない景色
まだ残る
それはお互いの夢
隠し持ったままで
お別れだ
住めば都
いずれは時が僕らを引き離のに
いずれは悲しい別れがあるのを知っているのに
住めば都
だけど楽しい出会いは刹那の記憶に移りゆく
2人の思いはもう言い尽くしたのかな
沈黙が目立っている
沈黙の都
埋め合わせのフレーズも
もう底を尽きたのかな
ばいばい
涙のないクールな姿が
夕陽に輝いているよ
感傷に浸る姿が似合わない
最後くらいは
あなたと笑い合って美しく終わりたい
先を見据えた君の目
逆光で黒く映った背中
夢を奏でている
風に沿って
空を駆け上がってゆく
また会えるといいな
詩人:慎也 | [投票][編集] |
右脳に描いた快楽を実現するために
酸いも甘いも経験するよ
雑音の中で
基音を探すように
とてつもなく豊穣な大地をドライブ
遠い記憶を近くに感じ取っていた証
ああ幸せな歌を歌いたい
君が優しいのを知っているから
また他の部分を知りたくなるよ
君をいつかあの人に紹介したいと思う
どんな化学変化が起こるのかな
常識はどこから来て
どこへ消えたのかな
普通の家庭に育って
普通の巣立ちを迎えるのだと
思っていました
詩人:慎也 | [投票][編集] |
ばかげた擬似体験で
喜び合うのはもう終わり
君も僕ももう普通じゃない
欲しがるよ
要らないよ
あげるよ
でも欲しがるよ
何かが足りなくて
何かが要らない
堂々巡り
みんなの美しい内側の世界で
僕の明るい外側の世界で
鼓動が孤独に聞こえただけだよ
聞こえるかな
小さな争いから
大きな争いまで
その音の全部
心が宇宙だったから
宇宙は心に入って来れた
想像するよりも遥かに大きなリアルが
自然のなかに溢れてる
夢と現実の狭間でもがいた時に僕らは
たとえ世界が、ばらばらだとしても
同じ
同じように癒せるよ
必ず
大人になって夢が叶えば
思い出して
この先に見つかればいいな
言葉の海に愛という名の答えが
生きたい
生きたい
生きたい
生きたい
みんなの言葉からいつも響いて来る声だよ
詩人:慎也 | [投票][編集] |
嫌われる勇気は
傷付かないようにするための予防線。
耳を塞ぐことは
同時にモノを見ないこと。加えて口を塞ぐこと。
答えがないという答えで
納得できるのか
世界を拡げるためにやってきたんだろう
頂点だけが真実を物語っているなんて
誰が決め付けたんだよ
過去でわかったような素振りをしているだけさ
嘘につまづいて
現実で立ち止まって
優しくなりたくて
信じたんだ
情熱を棄てたのか
ジェラシーを腐らせるのか
折角の劣等感や自尊心の仕業で
悲観していないかい?
傷付けていないかい?
いつの間にか負の矢印を示していない?
裏返して素直に表情見せようぜ
けだかく偉大な理想にも変えられるんだぜ
淀んだ心をリカバーさせるには
自分を信じる気持ちと
勇ましい気迫が頼りだよ
世界を拡げるために生きてきたんだろう
きっとまだ
あきらめきれない程の
悲願が足りないんだぜ。
過去に認められて
強く柔軟に
辿り着くことが出来るかも知れない切符を握っているんだぜ。
あきらめようと思っても
まだあきらめきれない程の
切なさが足りないんだぜ。
詩人:慎也 | [投票][編集] |
なおも癒されない心の前に
劇的な変化を望めない
覚束ない
覆す言葉など見つからない
横に生きる歯車の一部だから
縦の恐怖から抜け出せない
成り行きの生ぬるい風が
ゆるい、ゆるい
ゆるいよ
狭くて尖った街に生きて
輝く意味も埋もれて台無しだ
はやく
はやく本当の日常で出迎えてくれよ
僕らの本音は僕らの前を通過するだけ
日常という名の怪物を
日常の詰まらない仕事に付いて回る僕らは知る
寄り道の偶然
偶然、偶然
その価値を知らない
切なさを重宝するよ
飛び出せよ、
ちょっと前には、当たり前ではなかった、
昨日の日常に無かったアイデアよ
成り行きの生ぬるい風が
ゆるい、ゆるい
ゆるいよ
詩人:慎也 | [投票][編集] |
「今」を切り取ったあのゴミを拾うのは誰だろう?
私だろうか
近未来はとても澄み切っていて
開放されてるというのに
切ない二人でいようとするなんて
詩人:慎也 | [投票][編集] |
観客でも当事者でもない、ゲスト気分で
あの壁も、この壁も、
克服されたよ。
…君にとって価値ある姿に映れば、それでいいってわけじゃない
何よりも特別な自分と出会うために…
詩人:慎也 | [投票][編集] |
明日の役には立たない知識を求めて悪夢は再現された
恥を知るか、プライドを貫くか、
あの頃の心境と類似した気持ちが今、
君は、「振り返ってはいけない。それが正しい道だ」と。
「後悔はないんだ」と。言う
僕は、可もなく、不可もなく、変化しない
突っ走ると言い放った、まさにその通りの大袈裟な足跡を虚しく残しながら
自信を裏付ける実力がない
感情的な君と合理的な僕とが、心にちょうど半分ずつ
お互いが一歩も譲ろうとしなくて
言動がぎこちなくて、不安になるのは、
肩書ばかりに拘るから
特別の才能など持ち合わせていないんだ
明日から、どこに行くべきか分からない
引き裂かれた関係の中に、ただ一つ残ったのは、
立派なプライドだった