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慎也の部屋


[130] コミュニケーション
詩人:慎也 [投票][編集]

簡単なことが
その手から容易くおちて
手当たり次第の
石ころ投げ付けて
顧みない

いったいぜんたい何だ
何をもってその完成を喜ぶ

何も美しくないや

ならば、何も通じてやいないや

掻き分けても掻き分けても
大事であるはずの出会いを
ひとつも明けないや

でもいいや

若葉を建前に明日も震えて進め

脳から手に
手から脳へ
指令を送ろう

2013/07/30 (Tue)

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