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慎也の部屋


[142] 光の夜は眠らない
詩人:慎也 [投票][編集]

他人が説いた人生なんて、
しがらみ、しがらみ、しがらみ、ばかりだ。
君がどれだけ若くても
その悩みの深淵を
僕は知ったふりをするだけだ。
ただ、若いだけで
親身、なんて簡単に言うなってもんだ。
幾千の方法論を身に付けた自信に
ほんとうの価値があるかってもんだ。
その悩みの深淵に君が感じた光こそ、尊い。
勇気を与えるなんて、目線が上からで、所詮は青春を建前に、清濁合わせた孤独の表層の弧の総てをナメた目線。
やはり僕は知ったかぶりだ。

2017/11/16 (Thu)

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