詩人:多久 | [投票][編集] |
男は花。花粉のように、
撒き散らせど、
待つことなど出来ない。
気紛れに愛を押しつけて、そこに結果を求め、
雌の味を知り、
自己満足に溺れる。
くだらないこととわかっていても、
やめられない。とまらない。
雄花の宿命。
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隠せない思い
先走って君に伝えちゃったね。
忘れてほしいとかって、言っちゃって、
それで僕は満足?
男なんて所詮。
君は言った。
どこかでタガが外れることを願って、
溢れる気持ちを押しつけた。
たった二日ばかり返ってこないメール。
たかが3行くらいの堕落な文章さえ待てず、
一人押さえきれない想いと戦う自分。
滑稽だなぁ。
叶わないことを知ってるのに。
今は見てみぬフリさせてよ、僕に言葉を与えてよ。
この世のだれもが振り向くような、
そんな言葉を。
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どんなときに溢れるんだろ?
映画を見てるとき、音楽に救われたとき、失恋したとき。
今、この目から溢れる水は、何で?
理由もなく、ただ詞を書く自分にこみあげるもの。
僕にはその理由が欲しい。
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こんなに身近に君がいるのに、どうして遠く感じるの?
もっと近くに来てほしいと願っても、
いざ近づいたら
「来るな」
と念じ、
君から目を背ける。
離れたくなんてないし、
普通な関係でいたいけど。
今の二人じゃ無理なのかな?
僕には聞こえるんだ。
遠くで音をたてて崩れていく。
そんな音が。
そして、
その音を止めたいけど、
それが出来ないから、
耳栓をするんだ。
それで自分を保ってる。
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まだ、
まだダメさ。
彼女はまだ感じてないよ?
自分だけ
イッちゃって。
自己満の快楽の中、
また心を切り裂きたいの?
自分を卑下して、
疎まれて、
泣いて、
くだらない駄文を
君に送って、
繰り返してるそれは
意味がないことを知ってるし、
それで何がかわるなんて思ってない。
だけど、
やめちゃったら、
自分がなくなりそうで、
怖くて、
愛を感じたいから、
僕は甘えるの。
帳尻あわせで
そんなきれいごとを、
思いついて、
吐き出してる自分が
嫌い。
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目の前だけを見てられない。やらなきゃならないことが多すぎるから。
それでも未来は待ってる。所狭しと詰まっているんだ。
どんな希望も、どんな夢でも、一歩踏み出さなきゃ、追い掛けられないんだ!
Start for tommorow
震える足を、荒野の向こうへ、覚悟を決めて。
Start for resolution
弱さだけは、
Throw away on dust box
さぁ、踏み出そう。
Start for tommorow
風は僕らを、押してくれてるんだろ?今がCHANCE。
Believe in my future
それだけでも、みなぎるパワーで
Let's Start!!
――――――――――――以前やっていたバンド、
F.S.I.のオリジナル曲。
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こんなに目まぐるしい世の流れに、
翻弄され、
アホほど落ち込んでる今の自分を、
いつか訪れる晴天の日に、
『青春でした。』
って言える日が
くるのかな?
そんなことを考えながら、
僕は今日も
苦しみに堕ちてゆく・・・。
いつか・・・ね・・。
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いつも狙われてる、
そんな気がするんだ。
それが誰なのかは知らない、
知る必要もない。
ただ、自分には撃たれてもおかしくない理由だけがある。
心当たりがあるから、
その引き金を引こうとする誰かに
「人違いです」
とは言えず。
撃たれる覚悟は
出来てないから、
ただ恐れ、
意味のないことをわかっていても、
布団の中にこもり、
音を聞かなくて良いようにしてる。
怖い。
何もかもが怖い。
信じてきた道を片っ端から崩され、
まさに背水の陣。
涙の数だけ僕は落下していく。
それをはた目に見てるもう一人の僕は、
止めたくても、
それを阻止不可能とし、
笑顔で送り出してくれる。
僕には、
「行かないで」
の
一言さえあれば、
踏みとどまれたかも知れないのに。
時に自分さえも憎み、
人間という、所詮な生き物を自分に感じ、
僕はなにを信じれば良い?
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感じるままに、欲しいままに。
片道通行の言葉を吐き出して、
伝わってるかなんて知らない。
でも、見てほしいんだ。
適当に「そうだね」って言い放ってくれたらいいんだ。
それだけで僕は救われるから。