詩人:太一 | [投票][編集] |
久々に2人きり
こんな時間に逢うのも
夏以来。
もう少し暑くなって
夜の涼しさを
肌で感じたら
アタシはお前を思い出す
防波堤
潮風
紅いローヒール
煙草の煙
ニットのキャップ
エンジンの音
響く声
遠い向こうの朱い光
繋いだ手と
抱き合った身体の
お前の、温もり
詩人:太一 | [投票][編集] |
きっと考えすぎなだけ
解っている
でも
きっと近いうち
君に吐き出してしまう
ねぇ
君を責めてしまう
その前に
君の愛しい唇で
私を責めて
酷くきつく嬲ってよ
今のこの気持ち
忘れちゃうくらいに、さ
詩人:太一 | [投票][編集] |
男友達がね
新しく出来た
愛おしい彼女
どうしていいか解らない位
堪らなく
好きなんだって
素敵だね
可愛らしいね
笑いながら貴方に話したら
俺もだよ
解らない位好きなんだよ
そうやって
冗談みたいにいうんだ
ねぇ
不意打ち
泣かせないで
想い逢う二人
いつか
通じ逢える?
詩人:太一 | [投票][編集] |
携帯片手に
iPod聞いて
洗濯機が止まるの待って
鳴らないバイブレーション
期待してるよ
嗚呼苦しい
そんで馬鹿らしい
そんな事考えながら
布団に包まろう
鼓膜に振動
覚えて離れない
揺り起こさないでよ
詩人:太一 | [投票][編集] |
人を思いやるって
言葉にするほど
人の気持ちに気付けていないの
テレパシーなんてないんだ
きっと
誰しもが持つ
苦しい矛盾
苦しんで
もがくから
強くなっていくんだよ
解りたいと思うんだ
明日は君の笑顔が見たいよ
詩人:太一 | [投票][編集] |
あーぁ
君の時間
邪魔してしまった
ほら
目は口程に物を言う
君
瞳で伝わる
大事な時間
ごめんね
ごめんなさい
やっぱり来たね
幸せの後だから
もう、良い
言葉交わすのも
視線混じるのも
君の温度触れるのも
何にもいらない
君が笑顔じゃあないのなら
意味がない