詩人:太一 | [投票][編集] |
夢で逢いましょう
きっと二人
笑っていられるから
少し苦しい現実から逃げて
夢の中で
君に逢いに
笹舟を作って水面を漂い
君に漕ぎ出そう
手を繋いで寝転んでいよう
そうありたくて
今宵も眠りにつこう
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久々に少し長い会話
大きなショッピングモール
「一緒に買い物いこう」
なんて
嬉しい
「会社の暑気払い一緒の日にしよう」
なんて
にやけちゃう台詞
嬉しいけど
やっぱり
哀しい
今はちょっと無理
ごめんね
好きでいるの辛いや
本気だから余計苦しいや
逃げる卑怯な僕でごめん
君のせいにして逃げるよ
赦してなんて言わないからさ
憎んで悪んで
こんな僕を見放して
君の幸せ
1番に考えてあげられなくて
ごめん。
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雲で隠れて
霧雨で見えなくても
照らす太陽は
そこに在る
熱が伝わらなくても
変わらず燃えている
ねぇ
真実だっておなじ
何かに見えなくされていたって
変わらずあるんだ
必死で探さなくても
傍に在るんだよ
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夏の熱気と人込みと
アスファルトの感触
雨上がり
スタバのCOFFEE
涼みにたちよったゲーセンで
カップルみたいなプリクラ
海辺のベンチ座って
景色眺めて
話してみたり
手繋いであるいて
観覧車乗って
てっぺんでkissして
ボルヴィックのLEMON
まわし飲み
全部綺麗な思い出だよ
腕に僅かに残る君の体温さえ
愛しくて
なにをしても
思い出して浸っているんだ
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随分とすれ違い
花火の前の電話
お互いイライラ
一緒に見たかった
なんてさ
今じゃ苦しい一言
言わないでよ
言わないでよ
泣きたくなるじゃない
都合が良いだけって
貴方が言ったじゃない
なんでそうやって
想わせるの
貴方の一言
もう
痛いしか感じない
だからね
もう時間だよ
貴方は愛しい人を選ばなきゃ
そうでしょう?
私じゃなくて
ずっと側にいた人を
誰よりも貴方に惹かれてる人
夏の夜空に咲く花火
貴方は愛しい人の隣で
見れましたか?
思い出のキーホルダー
捨ててしまって良いよ
あってはならないものだから
忘れてしまって
幸福は
他人の不幸の上には
成り立たないもの
どうか
貴方を愛する人を泣かせないで
振り向いて
手を握って
愛していると伝えてあげて
さようなら
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純粋に
君を
唯、好きでいた
あの気持ち
今じゃあ
何処にいったのか
欲望と嫉妬と哀しみに
塗れ過ぎて
お前の顔をみるたび
好きと憎しみが
湧き出てしまう
あの時みたいに
素直な笑顔は
もう
見当たらない。
戻れない。
正直に向き合っていけない
離れようか
愛しき人よ
お前を奪いたいと
思ってしまう
その前に
繋いだ温もり
冷ましてしまおうか
今出来る愛し方
それしか
わからない
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僕が笑えば
君が笑って
君が笑えば
他の誰かが笑って
そうやって
繋いでいきたい
だから
日々の中で
哀しい事に浸るより
小さな嬉しい事
見つけていきたい
そして
柔らかく
笑っていたい