踊るほどに叫ぶほどに『虚しい』が絡み付くから二人共に薄い梅色のワインなど記憶がなくなるほど飲んでそのまま冷たい川に手を繋ぎながら飛込んで心臓麻痺で逝ってしまおうか冗句ではないよ冗句ではないよグレープフルーツの月が私と同じように独りで輝くから貴方はその隣の小さな星になれる冗句ではないよ冗句ではないよ
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