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アイカの部屋


[104] 冗句ではないよ
詩人:アイカ [投票][編集]

踊るほどに
叫ぶほどに
『虚しい』
が絡み付くから

二人共に
薄い梅色のワインなど
記憶がなくなるほど
飲んで

そのまま冷たい川に
手を繋ぎながら飛込んで
心臓麻痺で
逝ってしまおうか

冗句ではないよ
冗句ではないよ

グレープフルーツの月が私と同じように
独りで輝くから

貴方はその隣の
小さな星になれる

冗句ではないよ
冗句ではないよ

2003/12/21 (Sun)

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