赤い風船飛んでった雲の彼方の神様に会うため赤い風船飛んでった小さい掌離れて行った『ごめんねタカちゃん僕カミナリ様になりたいんだ。』そう言って赤い風船飛んでった目と牙と角をつけてもらうためこの掌を離れて行った高い高い秋の空大きな柿の実揺れてたよ赤い風船飛んでった白いスカートで追い掛けた。赤い風船私の友達。赤い風船パパの面影。赤い風船飛んでった雲の彼方の神様に会うため目と牙と角をつけてもらうため
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