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アイカの部屋


[202] サイダーの泡
詩人:アイカ [投票][編集]

赤黒い空の真下
最後は
私の左手で飾って

狂気に満ちた
風をあげる

きっとイチゴの
味がする

まったくの才女
彼女は
夢で金を買う

どこに行けば
よいのですか?

行き先はどこ
なのですか?

幸せ売場は
どこですか?

あの背中
彼女の笑顔は
サイダーの泡のよう

弾けて飛んだら
一瞬で消えた

2004/04/03 (Sat)

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