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アイカの部屋


[201] 君をもう一度
詩人:アイカ [投票][編集]

ただ君と抱き合って

焦げてしまった
心臓を
二人舐め合っていた

傷つけ合う程
愛していた

私の君を感じて
一人
遊んでみたりして

明日が二つに割れて
そこに少しの
茶色い光が見えた

君はもう
ここに居ないのに

君はもう
ここに居ないのに

私はおまじないを
信じないし
やたらと
愛を語る奴らも
信じないけれど

君となら
それでいいと
思えた

傷つけ合う程
愛していた
二人夢を語る日々が
血管に固まって
流れずにいる

どうせ
明日はやって来て

私を残らず
焦がすんだろう

君はもう居ないのに

君をもう一度
君をもう一度

2004/04/02 (Fri)

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