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アイカの部屋


[215] 内側の哲学を
詩人:アイカ [投票][編集]

近頃やっと
分かってきた

生きるも
死ぬも
どちらが
より良いかなど

誰にも分かりは
しない事

私は本当に
死んだことはないし
君もきっと
同じなんだろうから

否定も肯定も
できないはずなんだ

ただ体は生きていて
それは
紛れもない事実

変えることは
できないし
今は
変えようとも
しないだけ

熱は他へ移らない
ずっと内側で
腐ってるだけ

出口からハミでた
中身を上手に
しまえずに
ずっと両手で
持っていた

君はそれをみて
静かに泣いた気がして

唾を吐きます
この街へ
壁を蹴ります
折れる程

君はもしかしたら
私とすごく
似ていたりして

きっと明日も
同じような事で
泣いているんだろう

抱きしめて欲しいね
誰でもいいから。

撫でて欲しいね
誰でもいいから。

2004/04/18 (Sun)

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