詩人:アイカ | [投票][編集] |
不実の意味を
知るときが来て
きっと
大切なものは
壊す為にあって
貴女のその
"普通"が
きっと私のそれと
一番近い
明日が幸せと
呼べるように
全て投げる事
それもきっと
大切だもの。
悲しいと呟けば
きっともうそこで
終わりなのかしら?
辛いと叫べば
きっともうそこで
太陽さえ
私達の事など
知らないフリ
なのかしら?
その海に溺れて
ずっと漂って
居たかった
貴女は
弱音を吐くのが
嫌だと言うけど
だけどきっと
たまにはそんな日が
あってもいい
私がここに居ること
貴女がそこに居ること
何かの
間違いでは
ないはずで
記憶を消せる
機械があったら
どんなに
どんなに
いいだろう
そんな事を話したけれど
やっぱりこれも
私の一部
やっぱりそれも
貴女の一部
一時も忘れることのできない
濁った大切な
一部なのさ