ホーム > 詩人の部屋 > アイカの部屋 > 駄目みたい

アイカの部屋


[28] 駄目みたい
詩人:アイカ [投票][編集]

もう駄目みたい

笑顔を作ってしまう。
それは子供の頃からの私の癖。

誰よりも
愛されることに執着し、
誰よりも可愛がられる事が大好きだった。

体の中のサビを落とすために
必死になって
もがいてみたけれど

もう駄目みたい。
何も残らない
何も掴めない


冷えた布団の中で、
震えながら朝を待つなんて日常で
ぐっすり眠れる日なんて
一度もなかった。
何も聞こえない
何もココにはない
これ以上耐えることできない。

もう………
駄目みたい……。

2003/09/16 (Tue)

前頁] [アイカの部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -