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アイカの部屋


[34] 汚い羽
詩人:アイカ [投票][得票][編集]

喜びは消えた
悲しみは消えた

ここにはなにもないの。

ゆるみすぎて絡まった私の時間をほどくのに、
あとどれくらいかかるだろう。


あの鳥には餌をやらなくたっていい。
自分で飛べるから。

私の背には羽毛の抜け落ちた
汚い羽

私にはあの空が
遠すぎるから

別におかしくなんてないわ。
日に焼けて色褪せた服を

ただ着てるだけ
汚い羽を隠してるだけ。

2003/09/26 (Fri)

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