詩人:アイカ | [投票][得票][編集] |
さっきまで
止んでいた
雨がまた降りだしてるのに気付いたから
雨音はとても優しく
穏やかで
さっきまでの
雨足とは
確実に違っていたわけで………。
それは
きっと
あの言葉のおかげ。
そんな気がするから
心の中に飾ってるガクのおかげ。
そんな気がするから
私は毎日
お腹が減っていたから。
誰かの優しさに
身体中で飢えていたから。
ここに居るよ。と
かすれた声で叫んでいたから。
もう少し遅かったら
人の優しさ盗む所だったから。
だからお願い
そんな事言わないで欲しい。
私に十分すぎるくらいの言葉をくれたじゃない。
泥棒にならずに
済んだからさ
ほんとうは居所聞き出して
菓子折りでも送りたい気分なのよ?