詩人:哀華 | [投票][編集] |
結果的に
申すとしたならば
希薄な関係は
それまでの感情の
食い違った
網のほつれ
みたいなもんだな
どう
あがいたって
からまる一方
焼き払ってしまえば
楽になれると
笑って煙草を
押しつけて
灰になったら
寂しい。なんて
後悔するんだろう
明けた
晴れた
時間は回る
崩れた
死んだ
世界は回る
めでたいなんて
一体全体
どこらへんがだよ
陰で消えた
命の重さも
しらねぇくせにさ
餅なんて食って
しこたま眠るんだ
私たち確かに
罪人ですな
償うべき時
今、ここで自分自身
膝をついて…
産まれ落ちたことに
空へと許しを
請うているのです
息をしていて
ごめんなさいと