詩人:哀華 | [投票][編集] |
分かるかい
いつも大きな
プレッシャーに
押し潰されそうに
なりながら
生きてるんだ
そしていつしか
きっと本当に
潰れてしまう
そんな気がするよ
君はどこに
行ったんだっけ
記憶が障害を起こして
頭の骨が
ガタガタと
音をたててる
場末の側面
いつしか名シーンは
言い伝えでしか
なくなるし
私はと言えば
世界の隅の方で
心底人を恐れ
自分を恥じて
いたりもするし
分かるかい
息をするのが
苦痛なんだ
分かるかい
前へ進むのが
怖くて仕方がないんだ
愛されたい
ただそれだけの理由じゃ
生きてる意味には
ならないなんて
聞いちゃったもんだから
どうしようか
迷ってるんだ
混乱の渦の中で
ただ一人きり