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哀華の部屋


[150] 死ぬほどに憧れた
詩人:哀華 [投票][編集]

肺から出た物が
宙を浮遊して
口を塞いでいた

私は責め立てて
無意識の中
もっと奥へと
なじっていた

この先
始まるものが
在り来たりすぎて
嗚咽を覚える

頭にきて
蹴り倒したドア

床のない部屋
その下は
落ちても
落ちても
たどり着けぬ空虚

どこをどう歩いて
どこをどう直せば

凛と強く立ち続け
られるのだろう

死にたいくらいに
憧れた普通の毎日
これがそうなのか

だとしたら
やはり私に
居場所はないよ

2005/04/01 (Fri)

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