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哀華の部屋


[210] 何故だ
詩人:哀華 [投票][得票][編集]

自分で抱き締めて
壊れながら
糸は絡まり続ける

泣きたい夜は
数知れずで

あの頃
私の頭の中に
あったのは
いくつもの
"死にたい"だったと

今吐き出しはじめ
眠ることなど
できるわけもなく

君の目を睨んで
泣きじゃくり

あの女を恨んで
こう吐いてやるのさ

何故産んだ
何故産んだ

私など

何故抱いた
何故抱いた

私など

今度身篭ったなら
産むまえに

殺してくれ

頼むから

殺してくれ

2005/07/12 (Tue)

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