近頃優しい言葉や不幸な話を聞く度居たたまれなくなるのです私はそこで思い上がりたくはないのです向かい風に真直に立つ華のように太陽を見て笑いたいきっと明日は真っ暗で一人歩く事にも慣れてしまって明日の明日は灰色で君のその声まで忘れてしまって私はそこで自分が不幸せとは思いたくないのです独りきり儚げに笑う華の様に強くありたいとそう思うのです独りきり儚げに歌う華の様に優しくありたいとそう思うのです
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