あなたは逝った…。

静かに

まるで眠るように…。

その優し過ぎた瞳は

何を映してきたの？


もう開く事のない瞼を見つめ

頭を撫でた。



この瞳を濡らすのは

悲しみじゃなく

優しかったあなたの生き様が

浸みたから…。


もう会えないんだよね。

今でもまだ

あの場所に行けば

優しい笑顔で

迎えてくれそうで…








…バイバイ…


今度は優しい天国から

俺の生き様見ててよ。



　

出会いは別れ

希望は絶望

信頼は裏切り

本当は嘘

信じる事は信じない事

愛は憎しみ

人はモノ

金は兵器

感情は鎖

時間は不規則

心は身体

癒しは傷

理性は本能

本音は建前

言葉は刃

目に見える物は幻

抱いた身体はモノ

俺もモノ




…世の中は腐ってる…

暗く濁った瞳

「こんなくだらない毎日に生きる意味なんてねぇよ」

そう言って

唾吐いて生きていた

でも本当は

諦めたふりしてただけ

冷めたふりをしてただけなんだ

本当は誰よりも

楽しみたい

人生を

上手く生きたい

俺はできる！

俺だからできる！！


先の事とかわかんねぇけど

自分が動けば必ず

何か変わる




暗く濁った瞳は

輝き出した

僕が差し出したこの手を

握り返してくれる人は

どれくらいいるんだろう

そんな事を思いながら

この汚れたボロボロの手を眺めた



もしも
誰かの暖かい手に
触れられたなら


この汚れた手も


少しは


綺麗になるのかな




　

君と交わす

魅惑のベリーダンスに

酔いしれる

二人溶けて

ひとつになれる

快楽に溺れ

身を委ねれば


ここは二人だけの世界に変わる

期待はしないようにする

ここで生きてくにはあまりにも絶望が多すぎる

どんな絶望にも耐えうる覚悟をしてたつもりだった

でも
全く覚悟してなかった状況に絶望した

やっぱりその程度か

もう何も


誰も信じない



　

希望を持つと

絶望が訪れる

絶望すると

希望が見えてくる

悩み。
裏切り。
絶望。




全てはこの心をえぐる為。

支えも癒しもない。


人を物のように例え利用し続ける奴ら。


もう嫌だ。




でも
夢だけは癒してくれる。


この生き地獄から逃れられる気がした。


さぁ、夢に行こう。

ただ前へ進め


未来が見えなくても


進めば見えてくる


どんな険しい上り坂でも


上ってしまえば


後は下り坂だ


もし頂上のその先に


道がなかったとしても


他の道を探せばいい


不安で立ち止まりたくなるけど


前に行けば


不安は自信に変わる


自分を信じて


さぁ、



進め！



　

本当は









哀しい詩






詩いたくないのに…