詩人:BattlE HearT | [投票][編集] |
素直に自分の弱さ
見せられなかった
強くかっこ良く
見られたくて
人前では強いふりした
一人になると
溢れ出す涙
拭う事もできなかった
誰にも悩みなんて
言えるはずもなく
全て一人で抱え込んだ
本当は辛くて
死にたくなる程辛くて
でも『助けて』って
言えなくて
張り裂けた心隠して笑った
自分らしくない
それが苦しくて
ひとりになる
そうする事でしか自分を守れなかった
一人は嫌いなんだけどな
なんか
やたら辛いや…
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君がずっと傍にいてくれたら
それだけで強くなれる気がした
あの時、僕はまだ若くて
意地張って言えなかった
『本当はずっと…』
逢いたい…
君に逢いたい…
喉が裂け血が出るほど叫んでも
もう届かない
君がいない僕は弱くて
か細い声で囁き続ける言葉
…Stand by me…
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だんだん生に執着しなくなる
別に酷く辛い事があった訳でもない
でも生きてる気がしない
全然違うはずなのに
同じように日が過ぎていく
今の自分はただの抜け殻
辛くもない
壊れそうでもない
ただ生きてる気がしないだけ
何だこれ?
本当の俺はどこに置いてきた?
何もわからない
唯一わかるのは
この抜け殻は虚しさで溢れてる
それだけ…
この心ない抜け殻は
諦めたように
虚ろな瞳で
星もない夜空を眺めてた…
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最初はほんの少しでも
時が流れるにつれ
どんどん大きくなる
新しいものを築くより
壊れたものを直すほうが
ずいぶん難しいんだな
俺の傷ついた心と身体
ボロボロ過ぎて
もう治せねぇや
そんなどうしようもない夜誰かを抱いていたくて
人の温もりを感じたくて
助けを呼ぶ弱すぎた声は
静かな霧雨に
掻き消された
届かない声に
気付く人はいるはずもなくただ無力な声が
この部屋に響くだけ
いっそ誰かを殺して
自分だけのものにしようか
そんな歪んだ感情が
俺を支配していく
ただ愛が欲しかった
それだけなんだ
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今夜僕を襲ったのは孤独感
いつも感じるのとは全然違う
たちの悪いものだった。
意味がわからないほど
まるで発作のように
呼吸と鼓動が乱れ出す。
時々全身が震えるのを
身体を丸め堪えた。
この世界から抜け出せば
救われる…。
そんな気がするほど
苦しくて
怖かった。
誰か…
助けて…
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風を切って辿り着いた場所
そこは自然が溢れ
ゆっくりと時が流れていた
すれ違い様に名前も知らない仲間達が手を上げる
自然と笑顔が零れた
気持ちの良い人達がいて
久しぶりに本当の自分でいられた
そこには
いつもの喧騒とは掛け離れた
夢のような時間があった
いつかこの夢が
毎日見られるように
しんどくても
頑張れる気がした
ありがとう
また逢おう…
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今の自分が嫌いだった。
自分の事で精一杯だった。
大切な仲間の事、考える余裕すらなかった。
そんな時、優しさに触れた。
こんな自分じゃいけないと気付けた。
だから少しだけ
今より少しだけ優しくなろう。
大切なものに少しずつ
愛をあげよう。
幸せにしてあげよう。
そうする事でこんな自分でも好きになれる。
そんな気がするんだ。
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空が泣いている
まるでこの心を映してるように
孤独に潰され
震える身体を丸めた
でも今だけは
この雨に打たれていたい
いつか晴れるから
いつかはこの涙が
花を咲かせてくれる
そんな気がするから…
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ふと空いた時間に
行く所はなかった
でも家に居たくなくて
ただバイクを走らせた
流れる景色が
身体を擦り抜けた
このまま
消えてしまいそうで
怖かった
やっぱり
どこに行っても
居場所なんかなかった…
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何もかも
悪い方へ
悪い方へ…
そんな毎日を
壊したのは
心の扉を
開ける勇気
周りを変えるのは
難しいから
勇気を出して
自分から扉を
開いたんだ
たったそれだけで
周りは心を開く
やってみたら
意外と
簡単なもんだな
これからは
何もかも
善い方へ
善い方へ…
もう扉は閉じない…