圧迫され僕は今、水の中押し潰され呼吸もできやしない僕の内側を走る真っ赤な鉄を溶かしたものその温度を誰も知らない誰も知ろうとしない熱いのを熱くて 触れるのも厳しいものを知ろうとしないだからヘッドフォンの中に逃げるんだそこに広がる世界の中心と自分の心の真ん中を重ねてそれでなんとか折り合いをつけてる嗚呼叫んでるのは誰だ声が枯れそうなくらいずっと ずっと昔から僕は此処にいる蛇口が壊れたまま水に沈んでる
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