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ウラターキーの部屋


[14] ガブリオレの男
詩人:ウラターキー [投票][編集]


彼は、
涙することで
正当化しようとしたのかもしれない
サヨナラの言葉は
いつでも空気を読めない

粋だと思えた挨拶も
運命も
儚く切ないものを謳うの?
今は想い出の数だけ
泣けてしまうんだね

遠く美しい背中を
"抱きしめたい?"
"愛を隠したくない?"
答えは封じ込めたほうが
歩きだせるはず
追いかけて傷つくよりは

彼はもう、
洒落た速さで何処かへ

2008/02/24 (Sun)

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