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白茹たまの部屋


[42] マリーゴールド
詩人:白茹たま [投票][編集]

白い病室
声を失った彼女
ひとりで 涙流してた
僕は知らないフリをしたんだ
もう長くない
そんな言葉聞きたくないよ
僕は信じないよ
君の声 も一度 聞かせてくれるまで

いても立ってもいられないさ
僕は君の背中 強く抱きしめる
繋がれた心 離れないように
咽び泣く君の指先
震えるその指先
弱く握られていたマリーゴールド
"生きる"
いつか聞いた
マリーゴールドの花言葉
大丈夫だよ
僕が君を守るから
泣かないで
いつまでも抱きしめるから

2009/12/11 (Fri)

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