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白茹たまの部屋


[47] 終わりを知る少女
詩人:白茹たま [投票][得票][編集]


それは真っ暗な闇の中
独りぼっちの少女だけが見た
世界の終わり

風が強く吹き荒れる
桜の花弁 吹雪のように舞う
総てが少女を中心に
かみ合わない歯車
回り始めたは 世界の終わり
それを見たのは独りの少女

大好きな桜の木
散りゆくその花弁
嗚呼 終わりを見た
誰もいない
少女は孤独に終わりを見た

2010/01/01 (Fri)

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