それは真っ暗な闇の中独りぼっちの少女だけが見た世界の終わり風が強く吹き荒れる桜の花弁 吹雪のように舞う総てが少女を中心にかみ合わない歯車回り始めたは 世界の終わりそれを見たのは独りの少女大好きな桜の木散りゆくその花弁嗚呼 終わりを見た誰もいない少女は孤独に終わりを見た
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