夜中にふと目を覚ます右腕が上に行っていて血が通わず動かないもう一度眠ろうとするも言い知れない恐怖に背中から近寄られ渋々左手で右腕を下ろすどさりと他人の腕のように重く微動だにしない腕何だこれは眠気はどこかへ消え去った死んだ誰かに眠っている間右腕を掴まれて引っ張られていたのかと先刻の背中の恐怖と再会するまだいきたくはないのでしっかりとこの右腕を左手で捕まえておかなければならないこのあと眠って夢にでるのは誰であろう
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