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ヒギシの部屋


[161] 腕時計
詩人:ヒギシ [投票][編集]

帰り道に掴んだ袖を
君はもう払いのけるだろうか
咲いた花を褒めるのは僕だけ
賛同者はゼロ?

君に向ける言葉は無い
想いはこれほどあるというのに
一つ一つ組み立ててみると
出来上がるのは何?


壊れてしまった腕時計を
使い続ける僕は一体
何を期待しているというの
枯れた木は元には戻らない
それでもまだチラリ
時間を知りたいんじゃないんだ
君はもう動いてはくれないの


ほら、綺麗だよ?

2004/09/18 (Sat)

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