詩人:涼暮 | [投票][編集] |
繰り返されるのは高望み
手に入らないと
嘆く時間の多いのは
思春期ならではの子供の性?
「何故頑張らないの」と
感情を高ぶらせる
母親達に問う
『何を頑張ればいいの?』
「子供の癖に」と
威厳を抱えて威張る
父親に問う
『子供な僕等に意志はいらないの?』
「最近の若いもんは」と
腹巻きをして呆れる
年配に問う
『僕等を<ヒトマトメ>にしてないかい?』
「子供達の改善を…」と
偽善しか吐けない
政治家に問う
『なら何故僕等を見下すの?』
子供は何時か大人
大人はそれを忘れる
思い出して
貴方達も
悔しい思いで涙したこと
思い出して
僕等はまだ幼いのだと
見つめ直して
見下された様に笑われた
僕等の傷を