詩人:クィルテット | [投票][編集] |
嘗て栄えた古代文明がどうして滅びたか。
さぁ、その真実は暗い闇の中。
しかし一説によれば英知を越えたものは滅びる運命とある。
それは死神にか、或いは神にか、それは誰一人知り及ぶことではないのだが
私は自分の手だと考える。
例えば、
動物は人間より知恵が劣っていると言う者がいる。
確かに、人間の方が遥かに上かもしれない。
しかし知恵は知恵でも攻撃的な知恵というものがある。
人間はまさにそれだ。
攻撃的な知恵は優秀だが煩悩がある故に自分を、世界を、全てを滅ぼすことになる。
さぁしかし、諸君。
神から君らに与えられたのはそれだけか?
攻撃的なら機械も同じ。
機械にはないもの、それは心だ。
古人曰わく良心は時に考える力をも変えるそうだ。
選択肢は3つ。
このまま世界が滅びるのをただ待つか、
破壊者に自分もなるか
それとも自分の手で変えるか
選ぶのは自由でかまわない。
選択は人間に与えられた唯一の自由だからね。
ただし、時は戻らないよ。
人生二者択一だ。
私は君が後悔しない道を選ぶことを願っているよ。