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トシの部屋  〜 投稿順表示 〜


[21] 存 在
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嫉妬は焼いてはいけない。

だって友達だから…。

わがまま言って困らせたくはない。

誰も傷つけたくない。

何も失わせたくない。

みんなみんな大切な人たちだから…

私なんかが独り占めしちゃ、いけないの。

2001/04/20 (Fri)

[22] 生きる
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真面目に生きるのは息苦しい。

いい加減に生きるのは難しい。

流されて生きるのは悲しい。

強がって生きるのは虚しい。

忙しく生きるのは厭わしい。

無駄に生きるのは疎ましい。

自分勝手に生きるのは醜い。

ただ、貴女と生きられることが嬉しい。

貴女が好きです。大好きです。

2001/04/22 (Sun)

[23] オルゴール
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 オルゴールは止まってしまう。

 どんなに綺麗な音を奏でても、すぐに止まってしまう。

 何もしなければ、いつまでもただの箱のまま。

 決して自分から動くことはない。

2001/04/24 (Tue)

[24] 寂 寞
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 独りになると、昔の自分に戻りそうな気がする。

 真っ黒な服装をして、不機嫌そうな顔をしていた私…

 ズボンのポケットに手を突っ込み、首を傾げて歩いていた私…

 真っ黒なバイクに跨り、サングラスをして走らせていた私…

 他人を否定して、誰かが近づいてくるのを嫌っていた私…

 どうしてそんなに風に生きていたの?

 それはきっと、誰かに気付かれるのが怖かったからだろうね。

 自分のことを受け入れるのが怖かったからだろうね。

 自分が独りでいるのは、自分が避けられているからではないって、

 自分が独りでいるのは、自分が他人を避けているからなんだって、

 そう信じたかったんだよね?

2001/04/29 (Sun)

[25] 
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手…

 好きな人と手を繋ぐと幸せな気分になれる。

 けれど、その手で人を傷つけることもできる。

 悲しみの涙を拭うのもまた、同じ手…

2001/07/15 (Sun)

[26] 胸いっぱい
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 道に迷ったとき、見失いそうなときには、

 思い切り深呼吸をしよう。

 優しさやら思い遣りやらを胸いっぱいに吸い込んで、

 悲しみと憎しみを力いっぱいに吐き出そう。

 楽しみやら豊かさやらを胸いっぱいに吸い込んで、

 苦しさと寂しさを力いっぱいに吐き出そう。

 そしたらきっと、素敵な明日に巡り合えるから。

 今日も一日、頑張ろうって思えるから。

2001/08/05 (Sun)

[27] 想 い
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 私には守るべきものがある。育てるべきものがある。

 想いは心の中に仕舞い込んでいても意味がない。

 想いは伝えるもの…

 貴女が帰ってきたら、呆れるほどに聞かせてあげる。

2001/08/07 (Tue)

[28] 前へ
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 人はどうして、悲しい歌、聴きたがるのかな?

 人はどうして、悲しい歌、歌いたがるのかな?

 隠し続けてる、溢れそうな涙、流してくれるからかな?

 打ち明けられない、悲しい気持ち、歌ってくれるからかな?

 鏡の前、無理して笑顔、作ってみても、

 曇った笑顔、明日は見えない…

 ベッドの上、枕に顔、埋めてみても、

 溢れる涙、明日は見えない…

 人はそうして、時に立ち止まるんだね?

 でも、いつまで待ってみても、決して明日は現れない…

 そう、前へ。

 曇った笑顔で構わない。

 悲しい涙、流しながらで構わない。

 だから、前へ…

 前へ!

2001/08/20 (Mon)

[29] 虫けら
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 人はよく「虫けら」なんて馬鹿にする。

 でも、本当は虫たちの方が偉いのかもしれない。

 彼らは、少しでも明るい方へ明るい方へと突き進んでいく。

 わずかな光を求めて一生懸命になっている。

 それに比べてどうだろう? 人ってやつは…

 僅かな光は見えないフリして背を向ける。

 自分をちっぽけな人間と思うなら、

 いっそのこと虫けらになってしまえば良い。

 ちっぽけな存在でも良い。

 人から「虫けら」と馬鹿にされても良い。

 ただひたすらに光を求めてみよう。

 「自分は自分なりに一生懸命だった」

 そう胸を張って言えるなら、それで良いではないか。

2001/08/22 (Wed)

[30] ぬいぐるみ
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 口を閉ざし、何も語ることのないぬいぐるみ。

 目を閉ざし、ずっと眠り続けるぬいぐるみ。

 何て呑気なヤツだと、恨めしくも思えて、

 実はこの子が、最も辛いのかもしれない。

 実はこの子が、最も分かっているのかもしれない。

 ただ居るだけのこの子に、何度助けられたことか。

 ありがとう。

 そして、

 これからもよろしく。

2001/10/13 (Sat)
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