詩人:トシ | [投票][編集] |
嫉妬は焼いてはいけない。
だって友達だから…。
わがまま言って困らせたくはない。
誰も傷つけたくない。
何も失わせたくない。
みんなみんな大切な人たちだから…
私なんかが独り占めしちゃ、いけないの。
詩人:トシ | [投票][編集] |
私は嫌い…。
気持ち悪がって、
みんな避けると思ってた。
だから隠してた。
だから歪んだ。
だから避けてた。
信頼が壁を壊そうとしても、
私はまだ嫌い…
怖い…
申し訳ない…
貴女はなぜ気にしないの?
こんな醜い笑顔の私を…。
詩人:トシ | [投票][編集] |
必死に握り締めている…いつでも気付けるようにと。
必死に祈っている…貴女が幸せでありますようにと。
必死に考えている…二人の笑顔が絶えないようにと。
私はいつも空回り…くるくるくるくる回転するだけで、何の意味も為さない。
歯車が届かない…
そっぽを向いて、くるくるくるくる回転するだけで、何の意味も為さない。
本当は、回転すらしていないのかもしれないけれど、私は今も空回り…
一人でくるくるくるくる回転している。
詩人:トシ | [投票][編集] |
私は木になりたい。大きな大きな木になりたい。
大地にしっかりと根差し、雨にも風にも、雪にも負けない大樹になりたい。
そしていつか、歩き疲れたあの人が、安心して寄り掛かれる大樹になる。
私は木になりたい。大きな大きな木になりたい。
美味しい実をたくさん実らせた大樹になりたい。
そしていつか、歩き疲れたあの人に、大地の恵みを分け与えられる大樹になる。
私は木になりたい。大きな大きな木になりたい。
葉を繁らせ、枝を大きく広げた大樹になりたい。
そしていつか、歩き疲れたあの人が、落ち着き休める木陰のできる大樹になる。
今はまだ小さな芽かもしれない。
だから踏まれて折れることもある。風に負けて流されることもある。
でも、いつか必ず、決して背伸びをしているのではない、等身大の私が大樹になる。
詩人:トシ | [投票][編集] |
私は今、看護の勉強をしている。それは何のためか?
別に手に職をつけたいと思っている訳ではない。
人の役に立てる職業に就きたいからでもない。
それは、大切な人を守るため…
もし、大切な人が目の前で苦しんでいるとき、
看護を勉強していれば、何かしてあげられるのではないか?
…という僅かな期待を持って、私は今を生きている…
私は今、料理を教えてもらっている。それはなぜか?
別に彼女の趣味に合わせている訳ではない。
一人暮らしをしたいからでもない。
それは、大切な人を守るため…
もし、大切な人が寝込んでしまったとき、
料理のすべを知っていれば、何かしてあげられるのではないか?
…という僅かな期待を持って、私は今を生きている…
私は今、成長したいと望んでいる。それはなぜか?
別に成し遂げたいことがある訳ではない。
みんなから好かれたいからでもない。
それは、大切な人を守るため…
もし、大切な人が困っているとき、
人間的に成長できていれば、何かしてあげられるのではないか?
…という僅かな期待を持って、私は今を生きている…
私には何もない。でも、大切な人は居る。
それは、生涯で一人だけで良い。
離したくない。離されたくない。
大切な人を失う不安ほど、大きなものはない。
大切な人を失う悲しみほど、大きなものはない。
どうやら今の私は、怯えているようだ…
怯えることは失礼…なのかもしれない。
怯えている私は嫌いだ。
私は、明るく前向きに生きる。
明日を楽しみに生きる…それが私だ。
詩人:トシ | [投票][編集] |
今の私は、誰かの役に立っているのでしょうか?
ただ自分勝手に生きてはいないでしょうか?
「したいこと」と「していること」がバラバラなことがあります。
「言っていること」と「していること」がバラバラなことがあります。
悲しいことを考えると、指先がピリピリと痛みます。
悲しいことを考えると、泣きたくなります。
いつからこんなに弱くなったのでしょう?
どうやら疲れているようです。
どうやら強がっていたようです。
私は今、誰かに必要とされているのでしょうか?
私は今、誰かの負担になってはいないでしょうか?
悲しいことを考えると、指先がピリピリと痛みます…
詩人:トシ | [投票][編集] |
人工妊娠中絶に悩む16歳の声を聞いた…
今まであまり深く考えたことなんてなかったけど、
人工妊娠中絶って、どうなんだろうね…?
少なくとも、私は反対だな…
私は子どもが好きだ。
恋愛すらできないくせして、
自分の子どもは欲しいって思う。
でも、私の子どもは不幸かもしれない。
私の病気は遺伝性だ…
私の子どもは、そんな自分を不幸と思うかもしれない…
そうなることを知っていながら生ませた私を恨むかもしれない…
でも、それでも、今の私がこうして幸せを感じていられるように、
今の私がこうして両親と笑っていられるように、
自分の子どもも幸せになれるだろうって、
信じている…
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深夜、目が覚めると妙に寂しかった…
どうやら夢を見ていたようだ…
その夢には、
今までに出会った友達がゴッチャ混ぜに出てきて、
仲良くしている自分がいたような…
困難に直面して焦っている自分がいて、
それを助けてくれる友達がいたような…
そして、誰かに告白されている自分がいたような…
いったい、この夢が意味するものって…何だろう?
そして、この虚しさはいったい…何だろう?
詩人:トシ | [投票][編集] |
何だかとても嬉しいです
こうして平穏に生きていられることが…
こうして笑顔でいられることが…
私を友達と呼んでくれる人がいて、
私が友達と呼べる人がいる…
近くに信頼できる人がいて、
一緒に笑ってくれる人がいる…
たとえ、目の前に大きな壁が立ちはだかったとしても、
難なく越えていける気がしている
今の私は幸せ者です
でも…私は、そんな今を失うのが怖い…
詩人:トシ | [投票][編集] |
駅のホームで電車を待っていると、
電車の到着を知らせるアナウンスが聞こえてくる。
そして、線路の向こうに見える電車のライト…
その電車の中でもきっと、
到着を知らせるアナウンスが入っているのだろう。
電車に乗ろうとする私たちと、
電車を降りようとする人々…
それぞれの世界を生きている。
同じ時を生きながら、別々のことを考え、行動する私たち…
人はみな、ひとつの道をそれぞれに歩んでいるのだろうか?
それとも、それぞれの道を共に歩んでいるのだろうか?