雪に重ねた

キミへの想い

伝える事なく


―――消えてった

キミが言う事なら
全て
無条件で信じちゃう

それほど
キミが好きなんだ

曖昧に包んだ
あやふやな答えは
要らなかった

ハッキリとした
確かで確固たる
簡潔な答えがほしかった

夕日が包む
あなたの横顔を

ただ しっかりと
見つめて待つしか
出来なかった


ある 夏の日の夕暮れに

自転車の後ろに
キミを乗せた

ペダルを漕ぐ
足も軽い

あー
何でこんなに
早く着いちゃうんだろ？

あー
何でこんなに
この道って短いんだろ？


もっと もっと

たくさん たくさん

キミを後ろに乗っけて

時間気にしないで
いつまでも走ってたいよ

僕は何を
投げうってでも

キミに会いに
行きたいんだけど。

あなたが去ってから
違う景色が見えました

違う景色が見えてから
綺麗なモノを探しました

綺麗なモノを探したら
流れ星を見つけました

私は流れ星に まだ

あなたの事を
願っていました

傘なんて
無かったらなぁ

キミとこのまま
雨が止むまで

雨やどりしていたいのに

キミの返事は
いつも曖昧

でも もう
どっちつかずは嫌なんだ

このオセロの
白と黒みたいに

はっきりと
言ってくれないか

「いつかやる」

「そのうちやる」


「その時」は、「今」だ

「好き」は
笑顔を増やす

「好き」は
心を軽くする

「好き」は
自分の好きな言葉

「好き」は あなたに
一番最初に向かう言葉