僕は病気なんだ

きっと病気なんだ

それか
呪いをかけられたんだ

そうじゃなきゃ
四六時中

ずっと
あの娘の事ばかり
考える筈無いじゃないか

知ってるんですよ

僕もう死んだんでしょ？

いや
それ自体は別に
悲しくはないんですけど

ただ

あの娘が悲しむ姿だけは
見たくないんで

僕を生き返らせて下さい

それが無理なら

あの娘の記憶の中から
僕の存在を消して下さい

色んなものが

変わっていった

色んなものを

変えてみた

部屋、洋服、髪形も

色んなものを変えてみた

だけど 変わらず

あなたの事が好きな自分

友達以上恋人未満

そんな関係を
望んだワケじゃないのに

渡せなかった
チョコレートと

私の想いは

二つ同時に期限切れ

僕は
強くなんかない

ただ 必死で

弱さを
隠しているだけなんだよ

あなたが
僕を守ると
言ってくれた時から

僕も
あなたを護ると

そう 決めたんだ

たくさん
飾り立てて
こ洒落たものの横に

ひとつ
ただの平凡な
普通の石を置いてみる

きっと
飾ったものよりも

そっちの方が
ずっと目立つ

あの頃の僕と

同じトーンで

キミに言葉を
投げかけても

きっと
今のキミには届かない

幸せ以外の感情なんて

僕にはいらなかったのに