叫び続けよう
この声が枯れるまで

叫び続けよう
この世界に響くまで

叫び続けよう
この声が届くまで

叫び続けよう
貴方の心に届くまで

世界は広いね

そんな事に気付いたよ

君を失ってから

どうしても
言えなかった

「好きだよ」の一言を

煙草の煙で
飲み込んだ

このドアを開ければ
あなたに会えるのに


このドアを開ける程の
勇気がない


今日もまた
踏み出せない

キミとの
薄くて厚い スキマ

強がりで

弱虫で

素直になれない

本当に欲しかったのは

確かな強さだったんだ

時間なんか無けりゃいいのに

駅なんか無けりゃいいのに

電車なんて無けりゃいいのに

そうすれば まだ
キミとこのまま
ずっとずっと

好きなだけ話をしていられるのに

好きなものの
話は出来るのに

なぜ
キミの事だけ
好きだと言えないんだろう

誰かを
「本気で好きになる」っていう事と

「苦しくなる」という事は

イコールなんだ

恋に答えはない

迷っていたって
正解なんか見えやしない

泣いていたって
あの子の心は掴めない

想うだけだって
心には届いてくれない

自分では好きなつもりでも
あの子の事全然分かっちゃいない

キミに会えるか
分からないけれど

一日だけ
向こうに帰るのを
遅らせてみる