あなたが
僕の名前を
呼んでくれたあの日が

僕の
誕生日みたいな
もんなんだ

壁ってのは
見てるだけじゃ
駄目なんだ

叩いても駄目なんだ

よじ登っても駄目なんだ

乗り越えて
その先の道に進まなきゃ

キミが望むなら
僕はキミの隣を歩くよ

キミが望むなら
僕はキミを愛すよ

キミが望むなら
僕は僕の全てを葬るよ

キミが 　望むなら

知っている事は
今まで通り知っていて

知らない事はきっと
これからも知らなくて

時には
知らなくてもいい事も
あったとして

キミに好きな人が
いるという事

そしてそれは
僕じゃないという事は

知らなくても
よかった事だと思って

雪は春になれば溶ける

雨は陽が照れば渇く

霧は進み続ければ晴れる

雲は風に流れ何処に行く

星はあなたに流れ還り

あなたは僕の腕の中で
静かに 眠る

「すごく好き」
って言ったけど

ゴメン、やっぱ嘘。


ホントは
「すごく愛してる」

赤い糸で
結ばれてるって？

そんな
使い古した言葉言うなよ

赤い糸が
切れたんだって？

そんな台詞で
別れを告げるなよ

赤い糸が切れた事だけが
別れの理由なら
僕がまた結んであげるよ

結べば
またやり直せるのかい？

僕には
そうは思えないな

いつまで経っても

あなたを忘れない事を
忘れるしかないんだ

20センチって
意外と
気にもしない長さだけど

それが
キミと僕の距離になると
どうして
気になって
仕方ないんだろう

笑顔だけでは
一人前にはなれない

涙も混じって
やっと一人前になれる