平和を退屈と
履き違えていたから

もう
あの日々には
戻れないんだろう

平和の為に
戦い 人を殺す

笑顔を望み
銃を撃ち 人を殺す

人を殺した上にある
平和なんて
上辺だけの形だけだ

そう思い今日も僕は
皆を見て 僕を殺す

頑張っている時に
頑張ってと言われるのは
あまり好きじゃない

何もしてない時に
頑張ってと言われるのも
好きではない

何かに夢中に
なっている人に
頑張ってと言うのは
私的には 結構 好き

進んで下さい

あなたがそこで
立ち止まってしまっては

後ろが
つかえてしまいます

進んで下さい

目の前の信号は
青に変わりました

道はずっと
前まで続いています

進んで下さい

今日の陽は落ちました
夜明けまでまだあります

明日をただ
立ち止まって待つには
出来る事が沢山あります

だから
進んで下さい

振り返る事なく

底辺に堕ちたからって
嘆く事はないよ

今一番下にいるなら
あとはてっぺんだけを
目指せばいいだけだから

キミが今日
僕の手をとり
駆けてゆくならば

僕はその前日に
キミが転ばないように
道端にある
小石とかをよけておこう

キミが一週間前に
僕へのプレゼントを
選ぶならば

僕は一ヶ月前から
キミの喜びそうな
お礼の返事を考えるよ

キミが一年後に
死んでしまうと
言うのなら

僕はその一年前から
時を刻む全てのものを
キミの前から取り去るよ

もしキミが
生まれ変わっても
また一緒にいようと
言うのなら

僕はキミの
最期を見ずに
あの部屋でずっと

あなたの事を待つよ

ホントに知りたい事は

学校や先生は
教えてくれない

教科書にも載っていない

地図を探しても
何処を目指せばいいのか
分からない

皆に問い掛けても
あっさりとハテナで
閉じられてしまう

ホントに
僕が知りたかった事

それは 多分


今日ではなくて
全て
明日の世界に
詰まってんだろうな

この夕陽を
朝陽だと思いなさい

この海を
大きな湖だと思いなさい

この雨を
雪の粒だと思いなさい

それと同じ様に

あなたからの愛も
全て嘘だと思いなさい

愛が本物だと
永遠に信じていたいなら

それを信じるために
何度も
疑ってごらんなさい

あなたが
嫌いな訳じゃない

愛が
嫌いな訳でもない

言葉も
全然嫌いじゃない

それらを素直に
受け入れられない
自分が嫌いなだけなんだ

あなたが好きだという
この気持ちに
嘘偽りは一切ない

けど
あなたの事を思うなら

嘘偽りのない
この気持ちを

全て
嘘偽りにするしかない