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ぐっくんの部屋


[89] 星空パーティ
詩人:ぐっくん [投票][編集]

西に夕日が沈む頃
一番星が目を覚ます
夜空に月が見える頃
君と二人で空を見る

星が増えてく
その度に
思い出話
輝かせたね

望遠鏡も双眼鏡も
必要無かった
ただ君が隣に居れば
それで良かった

目いっぱいに
広がる夜空
君と二人で
星空パーティ

街の灯りが消える頃
星空もっと輝いた
思い出話が尽きる頃
君と二人で手を繋ぐ

鼓動感じる
その度に
星になれない
思い出よぎる

悲しかったね
寂しかったね
言えなかったね
今、全部抱きしめるから
星に変えよう

目いっぱいに
溢れる涙
ぼやける空で
星空パーティ

涙と一緒に
流れる星達
僕達もまた動き出す
思い出話の
続きを作る
悲しみも痛みも
増えるだろうけど
その全て僕達二人
それで良いんだ

空いっぱいの
流星群
僕達二人の
星空パーティ

2005/07/13 (Wed)

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