暗い海底に うち捨てられた名もなき 石像のように夜の底に沈んで ひとり…過ぎてきた 季節と愛したひとの 記憶を辿る叶わなかった 願い届かなかった 想い今では流した涙さえ 愛おしいそこには 確かに生きた 証があって夜の底に 沈みながらそっと 抱きしめてみる…
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