その人のことを 考えていたあの日 潮風に髪をとかせて碧い空の向こうから白く細い指でふわりと 新しい夏を指し招いたその優しい横顔が まぶしくて僕は そっとサングラスをかけた…また あれから幾度目かの君のいない夏がくるね…
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