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umiの部屋


[81] プライドの塊
詩人:umi [投票][編集]

何度もお願いしたよね
横に並んで
歩いて行こうって。
うん、うん って
貴方は返事するけど
やっぱり私の前を
歩きたかったんだ

上から目線はいやだよ。
上目遣いの睨んだ様な
顔で貴方を見たくなかった

肩を並べて
同じ高さで話し合って
いきたかったんだ

生きてきた環境も
今の立場も
みんなひっくるめて
好きになったんだよね

三年かけて
やっと歩み寄れたのに

私の「逢いたい」の一言
初めて言った我が儘
その日
心の中で
何かがはじけて
崩れていくのがわかった

貴方は私の何処が
すきですか?
貴方は私の何を
知っていますか?

重ねた手は
振りほどけるけど

重ねた日々が
愛おしくて
やりきれないんだ

今日
貴方が置きっぱなしの
荷物
段ボールに詰め込んだ

明日はゴミの日
朝目覚めた時に
勇気がありますように。

2011/08/31 (Wed)

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